2020年11月26日 [外壁塗装]
伊勢市で外壁塗装をご検討中の方へ!コーキングの役割と寿命に関して
「外壁塗装を一度行ったから、数年後にまとめて再び塗装すればいい。」
このように考えてはいませんか。
コーキングは外壁の耐久性を保つ上で重要な役割を担っていますが、早く劣化してしまいます。
コーキングの劣化を見落としていると、外壁の劣化も早めてしまいますね。
今回はコーキングの役割と寿命について説明します。
□ 外壁におけるコーキングの重要な役割
コーキングは、外壁の中のほんの一部分の面積しか占めていません。
しかし、それでも建物全体を保護する上で非常に重要な役割を担っています。
以下で、主な3つの役割を説明します。
*緩衝
外壁は日々、地震の揺れや温度差による膨張・伸縮といった様々なダメージを受け続けています。
柔らかく伸縮性のあるコーキングは、これらの衝撃を優しく吸収してくれます。
外壁材にダメージが及ぶと非常に危険ですが、コーキングが緩衝材としてこれらの衝撃を和らげてくれているのですね。
*防水
コーキングは建物の耐水性を向上させます。
水分は建物内に侵入して構造部分の柱や土台を腐食させますが、コーキングは雨水の浸入を防ぎ構造部分を保護してくれます。
*補修
サイディングがひび割れしたときは、補修のためにコーキングが用いられます。
サイディングの下にも防水シートが張られているため、コーキングに破損があっても深刻な被害は生じません。
しかし、ゆくゆくは外壁材の中に雨水が浸入してしまうため、気がついたときに補修するのが良いでしょう。
□コーキングの寿命はどれくらいか?
コーキングは常にダメージを受け続けているため、あまり寿命は長くありません。
コーキングの質は年々向上していますが、それでも5年から10年ほどで寿命がきてしまいます。
ここでは、コーキングの寿命が近づいていることを知らせるサインについて解説をしています。
それは、ひび割れ・剥離・肉やせの3つの症状です。
ひび割れは、コーキングにひびが入っている状態で、剥離はコーキングが割れや剥がれを引き起こしている状態です。
もう一つの肉やせは、隙間を埋めるコーキングが細くなっていき、次第に隙間が拡大する状態です。
コーキングが破損していると、たちまち外壁が劣化してしまうので、すぐに補修の依頼をしましょう。
□まとめ
今回は外壁塗装におけるコーキングの役割と寿命について説明しました。
コーキングが劣化すると、防水機能や緩衝機能といった外壁にとって重要な機能が失われてしまいます。
劣化に気付いたら、早急に業者へ補修の依頼をするようにしましょう。
伊勢市で外壁塗装を検討されている方は、お気軽に当社にご相談ください。