2021年05月26日 [外壁塗装]
外壁塗装の劣化症状とは?詳しくご紹介します!
伊勢市にお住まいの皆さん、外壁塗装後の劣化でお悩みではありませんか。
マイホームを建ててから時間も経ち、少しずつ見た目が古くなってきたという方は、その症状の原因を理解して対策することが必要です。
今回は劣化の症状とその原因を紹介しますのでぜひ参考にしてくださいね。
□外壁が劣化しているかも!サインとその見分け方をご紹介します
外壁は常に紫外線や雨風にさらされており、劣化が生じやすい箇所です。
ただ、ご自身のお家に使われている素材によって劣化の仕方や耐久年数が異なります。
そのため、まずは劣化症状を3つご紹介します。
1つ目は、外壁の変色です。
塗料には、塗膜を保護するための樹脂が含有されており、紫外線に長時間さらされると樹脂に含まれる顔料が浮き出てしまいます。
この症状には紫外線が影響するので、よく日の当たる場所から徐々に変色が進みます。
さらに、古い塗料を使用して施工した場合は顔料がすでに劣化している状態なので、部分的に早く色褪せてしまうこともあります。
2つ目は、ひび割れです。
髪の毛程度の細さ程度のヘアークラックというひび割れと、それ以上の構造クラックというひび割れがあります。
ヘアークラックは、塗膜の経年劣化によって柔軟性がなくなっている可能性が高いです。
構造クラックは、建物の躯体(くたい)と呼ばれる構造部にひびが入っている可能性があります。
これを放置すると雨漏りを引き起こすなど建物自体の劣化がどんどん進むことになるので早めの対策をしましょう。
3つ目は藻やコケです。
塗膜が劣化すると、防水性が低下するため、コケや藻が発生します。
特に、日当たりの悪い北側の壁や風通しの悪い部分に多く見られます。
さらに、家の周辺に池や川、田んぼなどがあると、胞子を飛ばして水分を餌にするコケの特性が発揮され、建物の表面で成長します。
このほかにも様々な症状があるので、注意しておきましょう。
□少しでも長く住むために!劣化する原因を解説します
前項のような劣化症状が起きる原因を2つご紹介します。
1つ目は、温度変化によって建物の素材が収縮と膨張の繰り返すことが挙げられます。
2つ目は、塗料が変質することです。
外壁塗料には、顔料、樹脂材、添加物など様々な特殊成分が含まれています。
これらの成分は時間が経つことで変質し、劣化していくため、塗料は必ず少しずつ剥がれてしまいます。
建物や塗料の性質上どうにもできない原因が多くあります。
ただ、放置するのは危険ですし、見た目も悪くなるため定期的にチェックを行いましょう。
□まとめ
せっかく手に入れたマイホームにはいつまでも綺麗に住みたいですよね。
しかし、温度変化や雨風などの不可抗力で外壁は劣化してしまいます。
建物の構造の重大な欠陥になってしまう前に症状を見極めて対策をしていきましょう。