2024年08月13日 [外壁塗装]
塗装の浮きが原因で起こる問題!放置するとどうなる?
築年数が経った家を所有している方で、外壁のメンテナンスに興味がある方は多いでしょう。
そんな方にとって、外壁の塗装の浮きは気になる問題ではないでしょうか。
放置しておいても大丈夫なのか、不安に感じている方もいるかもしれません。
この記事では、伊勢市・松阪市周辺で外壁塗装をご検討中の方に向けて、外壁の塗装の浮きの原因、放置することで起こる問題点を解説します。
□塗装の浮きが起こる原因
外壁の塗装の浮きは、見た目に影響を与えるだけでなく、建物の寿命を縮める原因にもなります。
放置すると、雨漏りや腐食などの深刻な問題につながる可能性も。
では、なぜ塗装が浮いてしまうのでしょうか。
ここでは、塗装の浮きが起こる主な原因について詳しく解説していきます。
1: 劣化
外壁は、雨風や紫外線に常にさらされているため、時間の経過とともに塗膜が劣化していきます。
劣化が進むと、塗膜が硬くなり、ひび割れや剥がれが発生しやすくなります。
また、塗膜の劣化によって、雨水が外壁内部に浸透しやすくなり、湿気がこもることで塗装が浮いてしまうのです。
2: 洗浄の甘さ
塗装工事を行う前に、外壁をしっかりと洗浄することが重要です。
洗浄が不十分な場合、汚れやカビが残ってしまい、塗料の密着性が低下します。
その結果、塗料が外壁にしっかりと密着せず、浮いてしまう原因となります。
3: 下地処理の甘さ
塗装を行う前に、外壁の表面を平滑にする下地処理を行う必要があります。
下地処理が不十分な場合、塗料が外壁に均一に塗布されず、浮きが発生しやすくなります。
また、下地処理が適切に行われていないと、塗料の耐久性が低下し、早期の劣化につながる可能性もあります。
4: 下塗り材の不足
下塗り材は、外壁と塗料の接着を強化し、塗料の密着性を高める役割を担っています。
下塗り材が不足している場合、塗料が外壁にしっかりと密着せず、浮きが発生する可能性があります。
5: 外壁材と塗料の相性
外壁材には、サイディング、モルタル、金属など、さまざまな種類があります。
外壁材の種類によって、適切な塗料が異なります。
例えば、窯業系サイディングには弾性塗料が適していないなど、外壁材と塗料の相性を考慮しないと、塗料の浮きや剥がれが発生する可能性があります。
6: 乾燥時間の不足
塗装工程では、塗料が完全に乾燥してから次の工程に移る必要があります。
乾燥時間が不足すると、塗料が完全に硬化せず、浮いたり、剥がれたりする原因となります。
特に、雨天時や気温が低い時期は、乾燥時間が長くなるため注意が必要です。
□塗装の浮きが放置された場合の悪影響
塗装の浮きは、放置するとさまざまな悪影響を及ぼします。
見た目の悪化だけでなく、建物の耐久性も低下させるため、早めの対策が必要です。
1: 塗膜の剥がれ
塗装が浮くと、塗膜が剥がれやすくなります。
剥がれた部分から雨水が浸入し、外壁内部が腐食する可能性も。
また、塗膜が剥がれると、外壁の美観を損なうだけでなく、建物の価値も下がってしまいます。
2: 雨漏り
塗装が浮いたまま放置すると、雨水が浸入しやすくなり、雨漏りの原因となります。
雨漏りは、建物の構造を傷めるだけでなく、カビやダニの発生にもつながります。
健康被害や室内の環境悪化にもつながるため、放置せずに早急に修理する必要があります。
3: 腐食
外壁の腐食は、放置すると深刻な問題に発展します。
腐食が進行すると、外壁が脆くなり、強度が低下します。
最悪の場合、外壁が崩落する可能性も考えられます。
4: 修復費用の増加
塗装の浮きは、早期に発見し、適切な処置を行えば、比較的低コストで修復できます。
しかし、放置すると腐食が進行し、修復が困難になる場合があります。
その結果、修復費用が大幅に増加する可能性も。
塗装の浮きは、一見、小さな問題のように思えるかもしれません。
しかし、放置すると深刻な問題に発展する可能性があるため、早期の対策が重要です。
外壁に浮きが見られた場合は、専門業者に相談し、適切な処置を行うようにしましょう。
□まとめ
外壁の塗装の浮きは、劣化、洗浄の甘さ、下地処理の甘さ、下塗り材の不足、外壁材と塗料の相性、乾燥時間の不足など、さまざまな原因が考えられます。
放置すると、塗膜の剥がれ、雨漏り、腐食など、深刻な問題を引き起こす可能性があります。
早めの対策を心がけ、安心して快適な住まいを維持しましょう。