2024年10月27日 [防水工事]
ベランダのひび割れは何が原因?原因とコーキング修繕方法を解説!
ベランダのひび割れ、放置していませんか。
築年数が経つにつれて、気になる箇所が増えてきたという方もいるのではないでしょうか。
実は、ベランダのひび割れは放置すると雨漏りや建物の劣化に繋がることがあります。
□ベランダひび割れコーキングの原因とは?
ベランダのひび割れは、見た目の問題だけでなく、建物の寿命を縮める原因にもなりかねません。
では、一体なぜベランダにひび割れが発生するのでしょうか。
ここでは、ベランダのひび割れが発生する主な原因とそのメカニズムについて解説していきます。
1: 経年劣化
ベランダの床は、表面からトップコート、防水層、下地という構造になっています。
長年太陽光や雨風にさらされることで、表面のトップコートは劣化し、ひび割れが発生します。
トップコートは防水層を保護する役割を担っており、ひび割れが進むと、そこから水分が浸入し、防水層の劣化を早めてしまうため、早めの補修が必要です。
2: コンクリートの乾燥収縮
コンクリートは、水分が乾燥する際に収縮する性質があります。
これはコンクリートの性質上避けられない現象ですが、施工時に水分量が多すぎると、乾燥収縮が大きくなり、ひび割れが発生しやすくなります。
乾燥収縮は、施工後数ヶ月から数年かけて発生することもあり、長期間にわたって注意が必要です。
3: 地震による建物の揺れ
地震などの大きな揺れによって、建物が歪み、ベランダにひび割れが発生する場合があります。
この場合、表面だけでなく、内部まで深いひびが入っている可能性もあり、雨漏りなどの深刻な問題に繋がるため、早急に専門業者に相談する必要があります。
□ベランダひび割れコーキングの修繕方法
ベランダのひび割れは、その原因や状態によって適切な修繕方法が異なります。
ここでは、代表的な修繕方法とその特徴について解説します。
1: 塗装のやり直し
トップコートや塗装が劣化している場合は、塗り直しによってひび割れを目立たなくすることができます。
この方法は、ひび割れが表面的なもので、防水層に問題がない場合に有効です。
ただし、トップコートの寿命は5〜8年程度なので、定期的な塗り替えが必要です。
2: 下地の補修と防水層の張り直し
防水層が劣化している場合は、下地を補修してから、防水層を張り直す必要があります。
防水層の張り直しには、FPR防水、ウレタン防水、シート防水など、様々な方法があります。
ひび割れが深く、雨漏りなどが発生している場合は、この方法がおすすめです。
防水層の寿命は10〜15年程度なので、10年以上経っている場合は、ひび割れの有無に関わらず、防水層の劣化を疑い、点検・補修を検討しましょう。
□まとめ
ベランダのひび割れは、放置すると雨漏りや建物の劣化に繋がることがあります。
原因と状態によって適切な修繕方法が異なるため、まずはひび割れの原因を突き止め、適切な対策を講じることが重要です。
DIYでの修繕も可能ですが、専門知識や技術が必要となるため、不安な場合は、専門業者に相談することをおすすめします。
ベランダのひび割れは、早めに対処することで、住まいの快適性と安全性を維持することができます。
伊勢市・松阪市周辺で外壁塗装をお考えの方は、当社までお気軽にご相談ください。
全てのお客様に丁寧な対応を心掛け、全ての住宅を精一杯、塗らせていただきます。